【必見!】工事金額の見分け方!

失敗しない外壁塗装を行うために大切な事をお伝えします。

 

こんにちは。にいかわ塗装 代表親方の新川です。

今回は業者によってばらばらな塗装工事の工事金額について解説します。

数社から見積もりを取って外壁塗装を検討すると思いますが

どの業者の工事金額が適正か一般の人は判りずらいですよね。

そんな時の私から見た簡単な見分け方をご紹介します。

一番気になるのが、工事金額ですね。

では、実際の工事にどれくらいかかるかをお伝えします。

各お家で形も変われば状況も変わるので、参考目安になりますが

屋根塗装・外壁塗装で

(30坪~35坪程度で築15年ほどのお家でシリコン塗料で塗装の場合) 

人件費(足場代含む)+塗料代+必要経費115万円~125万円(税別) です。

その内訳は以下にご紹介していますので、時間がある方は一読してください。

人件費

屋根塗装・外壁塗装(30坪程度で築15年ほどのお家の場合)

近隣ご挨拶やお客様との打ち合わせ

足場組立 足場屋さんに依頼

高圧洗浄 雨樋の中も洗います。カーポート屋根や駐車場床も洗います。2名×1日

養生  窓ガラスや塗装しない部分にビニールを貼ります。 3名×1日

コーキング打ち替え 外壁目地や窓廻りの古いコーキングを撤去します 2名×1日                     マスキングテープを貼りプライマーを塗装し、新しいコーキングを充填します 2名×2日

屋根補修 板金の釘の浮いている部分の打ち直しや屋根材のひび割れなどを補修します。       1名×半日

外壁補修 サイディング壁の想定で、ひび割れ部分の補修。 1名×半日

軒天塗装 目荒し作業後、専用塗料を2回塗装します。 1名×1日

破風板塗装 目荒し作業後、下塗り+上塗り2回塗装の3回塗りで塗装します。1名×3日

雨樋塗装 目荒し作業後、上塗り2回塗装をします。 1名×2日

屋根塗装 縁切り作業で1名×半日、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り 1名×3日

外壁塗装 下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り 2名×3日

バルコニー床塗装 脱脂作業・プライマー塗装・上塗り塗装 1名×半日×2日

雨戸やシャッター塗装 養生+目荒し作業+上塗り2回塗装 1名×2日

その他塗装 水切板金や玄関照明・コンセントや換気扇フード、出窓の屋根…など塗装できる部   分は塗装する。 1名×2日

塗装後最終確認 手直し等 1名×1日

足場解体 足場屋さんに依頼

ざっと見てもこれだけの項目があり、打ち合わせや足場を含まないでも、作業員だけでも27人はかかります。そのほかに、「作業がやりずらい狭い場所が多くある」や「モノの移動が多くある」などがあると、さらに作業員は多く稼働します。

②塗料代(材料代)

各プランによって使う材料は変わります。当然長持ちする塗料や高機能の塗料は値段が高くなります。

コーキング代 外壁目地と窓廻りをコーキング打ち替えした場合、3㌔缶×6缶

屋根塗装で、下塗り×1セット 上塗り塗料2セット

外壁塗装で、下塗り×2缶 上塗り塗料で3セット

軒天塗装で、専用塗料1セット

破風板・雨樋・雨戸塗装で上塗り塗料を1~2セット

バルコニー床塗装やその他塗装で使用する分

これくらいが主に使用する塗料になります。

その他に

副資材代 養生ビニール・ローラー代(使い捨て15本程)・マスキングテープ代・内容器代…

なども含みます。

③最後に必要経費(固定費含む)

健全経営を行うためには必要な経費があります。

事務所の維持管理費(光熱費も含む)

お客様フォローのための必要経費

作業車の維持管理費(燃料代・保険代・車検代等)

事務作業代…など

全部記入するとキリがないので割愛しますが、固定費がかかります。

ここで大切なのが、ここを抑えて安く受注しようとすると、会社は潰れます。かといって多くとりすぎるとお客様に負担がかかります。大事なのがバランスです。必要な経費はいただきますがそれ以上はいただかないです。

結論

人件費(足場代含む)+塗料代+必要経費115万円~120万円(税別)

この金額が、標準価格と思っていただいて大丈夫です。

この金額より高い場合は、高くなる理由を業者の方に聞いていただいていいと思います。補修や修理が多くなればなるほど工事金額は上がります。ご納得いくご説明があれば問題ないと思います。また、営業会社と施工会社が別の場合は当然、各社が必要経費をいただくので金額は上がりますのでそのあたりも確認すると良いでしょう。

逆にこの金額より安い場合は、注意が必要です。「安い分にはいいじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、安いには理由があるからです。ただ塗っていくだけなら早く塗装できますし工期も短くて済みます。でも5年後再塗装しなければならないような品質の施工では本末転倒です。保証を謳っていたが、実際連絡してみたら、会社は潰れていた…なんてことになったら大変です。

まとめ

外壁塗装を失敗しないために、今回お伝えしたかったことは

1 キチンとした施工をするにはそれなりの工事金額がかかるので、その内容を知ってほしい

2 適正な標準価格を分かっていただければ決める際の判断材料になる

3 できれば自社で受注施工管理を行っている会社を選ぶと安心です

4 ご近所で施工したお宅があれば、施主様と実際お話して感想を聞いてみる

5 自分が伝えたいことをキチンと伝えたうえで、しっかり把握し解決できる業者を選ぶ

6 施主様やご近所様への気配りがきちんとできる業者を選ぶ です。

簡単にご説明しましたが、外壁塗装を検討されているあなた様に、

少しでも参考になれば幸いです。

あなた様が、信頼できる業者に出会い、塗装工事後幸せな暮らしになることを願っています。

にいかわ塗装 代表親方 新川 正文

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