こんにちは、新川です。
初回訪問の時に、施主様に「うちはガルバ鋼板屋根なので塗装の必要がないかな?」と、質問される事があります。
私の答えは『現状の塗膜がほとんど劣化していなければ大丈夫ですが、劣化しているようなら塗装したほうが良いですね』です。
ガルバ鋼板屋根はサビないと思っている方が多くいます。実際はサビにくい素材ですがサビます。雨に含まれる酸や海沿いのエリアなどの塩分などが、ガルバ鋼板に直接付着すると錆が発生します。
サビが発生するまでの順序は次の通りです。
1 光沢低下
2 色調変色
3 白亜化(チョーキング)
ここまでが塗膜の劣化で、ここからが鋼板の腐食になります
4 塗膜の膨れ
5 白錆発生
6 赤さび発生
となります。
鋼板の腐食が始まる前にメンテナンスを行うことが重要です。
4 白亜化(チョーキング)のタイミングでの再塗装をメーカーでも推奨しています。
白亜化現象とは
下の写真のように手で表面を擦って、粉状の物がてについてくる状態の事を指します。


これを過ぎると
塗膜が剥がれてくることもあります。

メンテナンススケジュールはメーカー発表で
15年~20年に塗装のメンテナンスを行う必要があると謳っています。
点検も本来1年に1回行うのが良いとされています。
目視点検で大丈夫ですので、異常が発見された際はすぐに、施工された工事店にご相談すると良いでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
にいかわ塗装 代表親方 新川 正文