
こんにちは。夏の暑さに負けそうですが、職人さんと声を掛け合って外仕事を何とかこなしている、職人直営の塗装工事店 にいかわ塗装 代表親方の新川 です。
今回はモルタル壁におおく発生するひび割れ(クラック)についてご説明します。

1 なぜひび割れが発生するのか?
モルタル壁はそもそも伸縮性がありません。伸びたり縮んだりできないモルタル壁の建物が地震等で建物が揺れた際建物が多少ですが歪みます。その際モルタル壁に伸縮性が無いので亀裂が入ります。それが代表的な原因です。そのほかにの要因もある場合は当然ありますが長くなるので割愛します。
2 ひび割れの種類
ひとくちに、ひび割れと言ってもいろいろな種類があります。ヘアークラックと構造クラックです。
ヘアークラックとは、
ひび割れの幅が0.3ミリ以下の細いひび割れ(髪の毛ほどの太さ)
表面上に現れるひび割れで主に施工時の乾燥するときに収縮することで、できるものです。構造安全上、特に問題はありませんが、放置を続けると雨水の侵入により、下地の木を腐らせてしまいますので、場合によっては補修が必要です。
構造クラックとは、
幅が0.3ミリを超えるひび割れ、または貫通しているひび割れ
こちらのひび割れの場合は要注意です。地震や下地の強度不足が原因の場合が多いです。修理はキチンと行わないと再発してしまいます。ただお金だけが繰り返し飛んでいくようになってしまいますので直すときは、しっかり直したほうが無難です。
3 外壁ひび割れ 修理方法は?
ヘアークラックの場合は、塗膜で埋まってしまいますので、定期的な塗装工事を行う程度でメンテナンスをしていれば問題ありません。ただヘアークラック周辺の塗膜が剥がれたりしている場合は、修理を依頼することをお勧めします。
構造クラックの場合は専門業者にお願いしましょう。たまに、ご主人様がコーキングを買ってきてコーキングを充填している場合もありますが、基本的にはプロに任せた方がようです。
その理由は
1 施主様が自分でコーキングを打つ場合、使ってはいけないコーキング材があります。しかし安価なため、そのコーキングを皆さん結構使っています。シリコン系のコーキングは水周り以外は使用しないほうが良いでしょう。シリコン系のコーキングは塗装もできませんので。
2 構造クラックをしっかり修理するとなると以下のように10工程かかります。
①Vカット・平削り ②コーキング用プライマー塗装 ③コーキング充填 ④モルタル補修1回目 ⑤モルタル補修2回目 ⑥パターン付け用下塗り塗装 ⑦パターン付け ⑧塗装用下塗り塗装 ⑨中塗り塗装 ⑩上塗り塗装(既存の壁の色に合わせて色を作り塗装する場合もあります)
業者によっていろいろな方法をご提案されると思いますが、HP等を見て、実績があるかを確認してからプロに依頼されると良いでしょう。

4 クラックを放置し続けるとどうなるの?
表面から入った雨水はもるたっる壁の中にある金網を錆びさせます。さらに金網を固定している釘なども錆びてきます、そうなるとひび割れの幅はどんどん広がってきます。その広がったひび割れにまた雨水が入り込み、悪循環を繰り返します。最後は下地の木部を腐らせます。そうなると壁はいつ落ちてきてもおかしくない状況となります。万が一落ちた先に通行人がいたらと思うとゾッとします。さらに下地から交換となると工事金額も高額になります。放置しても何も陽子とはありませんので、できるだけ早急に修理は行ったほうが良いでしょう。

まとめ
ヘアークラックであれば、特に問題はありませんが定期的なメンテナンスを行うことで悪化を防げます。
構造クラックの場合は、自分で補修はしないで、プロに修理を依頼する。その際HPなどでクラック補修の実績があるかを確認する。
以上の事を守れば、きちんとクラック補修が可能になるでしょう。
皆様の参考になれば幸いです。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました
にいかわ塗装 代表親方 新川 正文





