それは後々、塗膜の気泡や膨れの原因になります。
以下の写真は、下塗りが乾く前に中塗り・上塗りを行っている写真です。


こんにちは。
職人気質が少し強く、ブログ投稿はちょっと苦手な、にいかわ塗装 代表親方 新川正文です。
本日は、塗膜乾燥不足の不具合についてのお話になります。
下塗りが乾燥していないのに中塗り(次の工程)を行ってしまうとどうして気泡が出るのかを詳しくお伝えします。
なぜ気泡が出るのか
下塗りの乾燥が不十分の場合、そこにはまだ、下塗り塗料の水分が残っています。
その上に中塗りを塗り重ねるということは、水分を含んだ塗膜の上に塗膜で蓋をすることです。
塗膜で蓋をされて密閉された水分が、直射日光や夏の高温で気化します。
気化された水蒸気は膨張します(水が水蒸気になると体積は1700倍に膨張します)
膨張した水蒸気が塗膜を押し上げ、気泡や塗膜の膨れとなります。
どんな条件だと乾燥不十分は出やすいのか
塗装作業の工程が一日のうちに、下塗り・中塗りと進んでいる時です。
①厚膜の下塗り塗料ほど乾燥時間が必要だが、乾燥時間を軽視してしまった場合
薄膜(シーラー)の場合は、比較的吸い込みも多く乾燥が早い塗料であり塗料のカタログにも3時間以上乾かせば塗装していいですよと記入してあろことが多いです。とはいえ北面や狭い場所ほなかなか乾燥が進まない場所ですので、注意が必要です。
厚膜(フィラー)の場合は、下塗りを行った日は、あとは乾燥させないとダメです。なぜなら厚く塗膜が付くので表面が乾燥していても中が乾燥してない事が多いからです。手で触って大丈夫だ!くらいだと危ないので、完全に下塗りを塗装した日は必ず乾燥させる必要があります。
既定の時間を過ぎたし、ちょっと触ってみて「何となく大丈夫だ」くらいに考えて次の工程を行ってしまうと、気泡や剥がれの不具合の発生リスクは高まります。
②施工業者が仕事の効率のみを優先し次の工程に移ってしまった場合
この場合は工事期間中自宅にいる場合は確認できますが、お仕事で留守にしている場合は夕方帰ってきてからでしか確認できません。管理している塗装会社が1日1工程と謳っていてもいても、施工する業者がそれを守っていなければ意味がありません。
管理会社(営業のみの会社)と施工会社(下請けの外注会社)が別々な場合、管理する会社に工程表を出してもらい乾燥期間が十分とれているのをご自身で確認し、工事自体がその流れでできているかをご自身で毎日確認する必要があります。なぜなら管理会社と施工する会社で作業の進め方に違いが出てしまう事が多いのと、施工会社(下請け業者)が全て良い業者とは限らないからないので品質にばらつきが出やすいことがあります。
乾燥不十分による不具合を出さないためには
乾燥期間をキッチリ設けている塗装屋さんを選ぶことです。
どうやって塗装屋さんを見分ければよいかというと
①見積もりをいただいた時に、乾燥期間について設けているか確認する。
【今日は下塗り、明日は中塗り、明後日は上塗りを行いますは大丈夫です!】
契約を行ってからなら、工事前に工程表(工事予定表)にも乾燥期間を明記してもらう (1日1工程の表記がしてあれば問題ありません)
②地元の塗装会社(管理会社と施工会社が一緒)を選ぶ
管理と施工が一緒の会社は、職人の品質安定のための教育も行き届いていますので品質にばらつきがありません。また工程表も社内で共有していますので、おおよそ工程表通りの作業で進んでいきます。
地元で塗装店で良い業者であれば当然長く営業ができています。質の悪い業者であれば地元で営業を続けることはできません。さらに職人の直営店であれば、代表自体も職人であるため品質の高い工事を提供していることとお思います。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
株式会社 にいかわ塗装 代表親方 新川 正文





