相見積もりで、業者によって外壁の塗り面積が違うのはなぜ?

色々な業者に見積もりを依頼した時、会社によって塗り面積が違いますよね。その質問に回答します。

 

こんにちは。にいかわ塗装 代表親方の新川です。

塗り面積が違うのは、それはズバリ、業者によって寸法の測り方が違うからです。

では、一般的な測り方を伝えます。

①スケールで実際の壁面の総外周を測ります

②次に高さを測ります

③窓ガラスの㎡数を全て測ります

④戸袋や付帯物で外壁とは違う部分の㎡を測ります

⑤ 計算方法は ①×②-(③+④)=外壁塗り㎡数 になります

㎡数が違う原因は

(1) 窓ガラス分も塗り㎡に入れている

(2) 外壁以外の部分の塗り㎡も一緒に入れている

(3) 図面の寸法だけで外壁の㎡を出している

(4) 故意に塗り㎡数を増やしている

などがあります。

(1)は塗料で汚さないようにビニールで養生を行うための材料代と工賃として足している業者

   も稀にいます。

(2)は同じ材料で施工する部分であれば問題ありません(バルコニーの壁など)

(3)は図面の寸法は柱の芯で出してあるため実際の外壁寸法より少し短くなります

   両端あわせて10~20センチほど図面寸法より実際の外壁寸法は多くなります。

   その分、塗り㎡も多くなります。図面測と実測の誤差は数㎡ほどの誤差になります。

(4)これは論外で、故意に㎡を増やしている業者とは付き合わないほうが良いですね。

   相見積もりを取って確認したら一社だけ塗り㎡数が飛びぬけて多いときは要注意です。

   また、外壁㎡数でなく一式で書いてくる業者も注意が必要です。

   

これまでが外壁塗り㎡の出し方についてお伝えしました。

しっかり㎡数やm数を測らないと、材料発注時にも適正な発注ができません。

その結果、不具合発生のリスクも当然高くなります。

初回訪問時に、スケールを持って一つ一つ測って記録に残している業者は安心できると思います。

皆様の業者選びの参考になれば幸いです。

にいかわ塗装 新川

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